腕時計上級者を目指す、ビギナーと中級者のブログ

月: 2021年1月

御堂筋線腕時計ウォッチング2021年5月版

僕がかつて時計怪獣というサイトで、シリーズ化していた「御堂筋線腕時計ウォッチング」。これは僕が御堂筋線沿いの通勤途上で、見かけた腕時計を紹介するもの。当初は単にネタに困って始めたシリーズでしたが、地下鉄車内で出会う素晴らしい腕時計を書いているうちに自分も好きになっていました。今回紹介する腕時計はこれまで見た事の無いモデル。一体どんな腕時計かを紹介します。

淀屋橋の歴史

冒頭の紹介文で書きました、「御堂筋線腕時計ウォッチング」は大阪メトロと京阪鉄道が交わる、淀屋橋駅を中心に僕がウォッチング(Watcing)して気に入った時計を記事にしたコンテンツです。今回見た時計はブレゲマリーンのトゥールビヨンというモデルになります。

関西在住でない人も居ると思いますので、まずは御堂筋線の淀屋橋駅の概要を説明を軽くしておきます。

淀屋橋は最寄りに大阪市役所の本庁舎があります。地理的には中之島という中州に掛かる淀屋橋を中心とした地域です。周囲は土佐堀川大川が流れ、舟で行き来するには最適な環境であることがわかります。

河岸に歴史的な建造物が多く建てられ、そのレトロな建物と近代建築との調和が取れたエリアです。中でも僕のお気に入りは上のインスタの「日銀大阪支店」。夜はライトアップされて建物が浮かび上がり(セキュリティ上でしょうね)幻想的な姿を水面(みなも)に映し出します。

流れが穏やかな川に囲まれており、明治以前は海から大阪市内中心部まで、商品を運ぶには最適な地理環境だったのでしょう。

当時、北前船から多くの物資が天下の台所、「大阪中心部」まで運ばれ、大阪が大きくなった理由が当時の情景と共に僕の眼下に浮かびます。

現在は朝の通勤時間になると北の梅田方面から大量の通勤者がこの橋を渡ってきます。歩いているみなさん、実は通勤費の申請、梅田ー淀屋橋間の180円(2021年1月時点)往復を申請していませんか?(笑)僕もそうでした。

ブレゲと言えばトゥールビヨン?

https://www.breguet.com/jp/タイムピース/ニューモデル-マリーン/5887

さて淀屋橋の説明で、大阪市の観光ガイドみたいになりました。

ではブレゲの説明をしましょう。ブレゲは「アブラアン-ルイ・ブレゲ」という天才時計師が設立したブランドです。

詳しくはこちらで→https://www.webchronos.net/features/37041/

設立は1775年にブレゲがパリに工房を構えました。しかし時計師に名を刻む天才時計師が設立したブランドにしては、経営が不安定な時期を多く過ごしました。

アブラアン-ルイ・ブレゲから三代までは一族で工房を継承しました。しかしその後ブランドはさまざまな人の手に渡り、転々とする運命を辿ります。現在はスウォッチグループ傘下に買収され、同グループ内のプレステージブランドとして君臨中です。

ブレゲは時計の歴史を200年早めたと言われます。時計に関する、新技術や特許、彼独自のデザインまで開発し、現代でもその技術やデザインは時計の中で多くの人から愛され続けています。彼が創り出したアイディアはエンジニアリングだけでは無く、芸術的なアイディアまでと幅広く、アイザック・ニュートンパブロ・ピカソを合わせたような人物でした。

彼の開発した多くの新技術の中で、特記すべきがこのトゥールビヨンという技術です。このトゥールビヨン簡単に言えば(というか省略的な言い方)地球重力による「ひげゼンマイ」への影響を軽減する機構になります。僕がブレゲにアイザック・ニュートンの匂いを感じるのは、この発明があるからです。

専門的な見解は僕では解説できないため、詳しく知りたい人は時計専門誌「クロノス日本版」や「HODINNKEE」といった専門メディアの記事を参照してください。

特許は当然切れており、現在はさまざまなブランドからトゥールビヨンを搭載したモデルが、発売されています。しかし、量産化に向かない事と時計を心から愛している人以外に理解されない機構ゆえ、その数は多くありません。

エッ知っているの?トゥールビヨン!

https://forums.timezone.com/index.php?t=tree&goto=7648826&rid=0#msg_7648826

「エッ知っているの?」

それ、トゥールビヨンですよね?」という僕の問いかけに時計のオーナーさんから返ってきたコトバです。そりゃそうですよねー。

僕もリスト(手首)をみた瞬間ビックリして、思わず声をかけてしまいました。ブティック以外で初めて見たトゥールビヨンの複雑な動きは僕の脳裏に深く刻まれました。

しかしもうひとつの驚きは問いかけに答えてくれた、腕時計のオーナーさんの反応です。トゥールビヨンを知っている人、周りにそんなに居ないですよね。

これは想像ですが、「高そうな時計」と言われたことは多くあっても、「トゥールビヨン」を指摘されたことはほとんど無かったでしょう。終始にこやかに僕との会話を楽しんでくれました。

欲しいと思うことが入手するいちばんの近道

こんな素晴らしい時計を目の前で見られて、いつかはこんな時計を手に入れたい想いがますます強まりました。僕は「時計を欲する」ことが時計を入手する近道と信じています。

https://forums.timezone.com/index.php?t=tree&goto=7648826&rid=0#msg_7648826

裏蓋から見るムーブメントも美しいんですよ。さすがにこれは見せてもらわなかったので、WEBで探したらありました。

時計が欲しくなる大きな理由は、まず眺めて美しいと感じられる。次に持った時の質感を楽しめる。これらがあるから欲しくなると僕は考えます。

プレステージブランドの時計を購入する人の中に「高いから欲しい」という人の話も聞きます。高価な販売価格は手に入れる時の「単なる関門」と考える僕と、その人たちとの間には大きな隔たりがあると感じます。

まとめ

ブレゲといえばトゥールビヨン、腕時計ビギナーの皆さんも知っておいて損はありません。トゥールビヨンの複雑な動きこそ、機械式時計の醍醐味だと僕は思っています。みなさんも街中で見たら、ぜひ追いかけてください。

腕時計はいくつ所有するのがベストか?

腕時計ビギナーにとって、時計をいくつ所有するのがベストなのか?悩んでいる人も居るかもしれません。かつては高価な時計を一生モノのとして使うことがトレンドだった時期もありました。しかし僕は複数以上の腕時計を所有して、楽しむことが良いのでは?と、常日頃考えています。腕時計を複数持つことのメリットや持たないことでデメリットになることも含めて紹介します。

腕時計は服と同じ

僕のブログタイトルにあるよう、腕時計を洋服のように着替えて楽しむ。これが僕の持論です。ひとつの腕時計を末永く大切に使うことに関して異論はありません。しかし、ひとつの腕時計で全シーンに対応できるかと言えば、かなり無理があると感じます。

僕らの日常を考えてもフォーマルな装いが必要な日もあれば、気の置けない仲間と過ごすひと時やスポーツでアグレッシブに過ごす日もあるはず。これら全シーンで完璧に対応できる「万能時計」を僕はこれまでに見た事がありません。

幅広いシーンに相性が良い、腕時計は確かに存在します。今流行りのラグスポと言われる、腕時計はスポーツからフォーマルまで、卒なくこなせる腕時計です。しかしこれひとつだけで、完璧か?というと首を縦に振る訳にはいきません。

着替える楽しみ

https://pixabay.com/ja/photos/ハンガー-服-衣料品-569364/

僕は2021年1月時点で5つの腕時計を所有し、さまざまなシーンで使い分けています。使い分ける基準は「気分」や「洋服」、「天候」などです。これらによって細かく使い分けて、時計生活(ウォッチライフ)を楽しんでいます。

複数の腕時計を所有する理由はまず、さまざまな腕時計をつけることで洋服のように着替え感覚で腕時計を楽しめるからです。腕時計それぞれの個性を楽しむことで気分も上がります。

次に腕時計が持つ機能でも使い分けます。これは例を挙げると、雨の日は防水性の高い腕時計、メタルブレスの腕時計というような使い分けです。機能面というより、水濡れを気にしなで使えるというメンタル面の影響が大きいかも知れません。

高級時計嫌いなイヤミな奴対策として

https://pixabay.com/ja/photos/ハンガー-服-衣料品-569364/

世の中には高級時計をする人に対して、「目の敵」にする心狭い人(奴ら)が、少なからず存在します。日頃から人気ブランドのクロノグラフを愛用している人は要注意です。街中で奴らに遭遇しても問題はありません。しかしビジネスシーン(社内、社外)で出会う奴らは厄介です。

どんな人に多いのか?僕の経験からすると、大企業の中間管理職に多い気がします。こういう奴らを見分けるコツは色々ありますが、まずは自分の直感を信じることです。そして君子危うきに近寄らずを実行すべきでしょう。

できれば情報が乏しい取引先、新規訪問先では無難な三針時計をひとつ用意することをおすすめします。しかし僕が彼らに遭遇するとした場合、ジャガー・ルクルトのマスターコントロール(100万円相当)をつけて奴らの前へ登場します。

https://www.jaeger-lecoultre.com/jp/jp/watches/master/master-calendar/4148420.html

そういうつまらん人物に限って、本物を見分ける鑑識眼を持ち合わせていないでしょう。多分名もなき地味な腕時計?と勘違いするのが関の山です。

より長く使うために複数所有する


「高級靴」愛好家もひとつの靴だけで日常生活全てを過ごしているツワモノは居ないでしょう。これは前述にあるように全シーンで対応できる靴(腕時計)は無いと同じです。また靴を長持ちさせるために複数所有する人も多くいると聞きます。


これはほぼ毎日使う腕時計でも同じ。できるだけ長持ちさせるためにはオーバホールも必要ですが、複数所有することで一方の時計の負担を減らし長持ちさせれます。またオーバホール中は修理中の腕時計は当然使用不可です。そういう意味でも時計は複数以上あった方が日常で困りません。

まとめ

腕時計を複数所有する人は時計好きと言われる人以外、そう多くは居ません。しかしもし腕時計に興味を持ち、現在腕時計購入を検討している人は、ぜひ近いうちにもう一本、腕時計を考えるべきでしょう。

僕も現在の腕時計所有数は5本から、6本や10本になった時は今以上に腕時計ライフを楽しみ、腕時計をwearingできると信じてます。ぜひ皆さんも複数以上の腕時計を購入して腕時計ライフを楽しんでください。

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