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腕時計上級者を目指す、ビギナーと中級者のブログ

機械式時計の故障防止ハウツー!こうすれば時計は壊れない!

こんにちはGoroです。腕時計に興味はあるけど、機械式時計は故障が多いのでは?と感じていませんか。機械式時計は繊細な製品で、正しく使わないと故障する可能性は高くなります。また日常に故障の要因は存在します。ただ防止対策は難しくありません。今日はどうすれば腕時計の故障を防止できるか、詳しく紹介します。

機械式時計、これだけは注意したいポイント3つ

先日見ていたHodinkee Japanのインスタライブで、「腕時計のトラブルあるある」という特集を見て今回の記事を思いつきました。その中で、多くの人がこれまでさまざまなトラブルに遭遇しています。

クォーツ時計と違い、機械式時計は電池切れが無く修理して使えば半永久的に使えることが最大の魅力です。しかし精密ゆえ壊れやすい事も事実、どうすればトラブルを防止でき長持ちさせることができるのでしょう。

基本的な事は「大事に扱う」。しかし腕時計は実用品、そして日常生活には「時計の大敵」がたくさん存在します。紹介していた数々のトラブルの中から、これだけは特に注意したい事例を僕目線で3つ紹介します。

磁気帯びの大半はスピーカー近くから、電磁調理器がある台所も危険地帯?

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/157534/

現代生活で磁気帯びを完全に回避する手法は見つからないと僕は思います。1966年生まれの僕が幼少時は「テレビ、ステレオの近くに置くな」位でした。TVやステレオ(オーディオ)は数少ない、磁気帯び要因でした。

しかし、スマホとパソコンの登場によって磁気帯びの要因は各段に増加しています。ただ、よくよく見れば発生源は絞られます。注意する箇所はスピーカー部分だけです。

スピーカーは電気信号を振動に返還させ音に返還させる仕組みになっています。この電気信号を受ける部品「ボイスコイル」に磁石が組み込まれています。

どんなに小型スピーカーでも磁石を使用している事には変わりはありません。磁気の発生源を理解して、時計を近づけないことが「磁気帯び」防止のいちばんの解決策です。

他にも身近ではどんなところに磁気が多いのか、環境省が2017年にまとめた冊子があるので参考にしてください。日本時計協会がまとめた「身の回りの磁気を発生させる機器と時計への影響」のリンクページも参考にしてください。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/4682110/

冊子からいくつか抜粋しますと、家電製品はもちろんですが、最近は特に電磁調理器の普及によって、キッチン周りが時計にとっての「危険エリア」だと僕は考えます。でも過敏になる必要はありません。

シリコン部品の普及で機械式時計の耐磁性は各段に向上していますが、まだ全ての時計が耐磁機能を持っている訳ではありません。磁気を発生させている機器に「近づけ過ぎない」、「直置き」しない事が重要です。

日付調整は故障の原因となる意外な盲点

機械式時計の日付調整も時計を故障させる大きな要因のひとつです。このリューズを操作して日付を送る日付調整に「禁止時間帯」があるのをご存知でしょうか。

https://www.tissotwatches.com/ja-jp/t1084081605700.html

ブランドによって多少範囲は異なりますが、僕の所有しているTISSOTだと22時から翌2時までが禁止時間帯となります。ここでいう禁止時間は現在時刻では無く、あくまで「時計」が示している時間帯です。

7:30過ぎから紹介しています。

この禁止時間帯に操作すると内部の歯車などに重大な故障(破損や曲げ)が起こります。ではなぜこの時間帯にリューズを使った日付送りが禁止なのかといえば、この禁止時間帯にリューズとは別の「コマ送り歯車」が嚙み合っているからです。

機械式時計の日付は円形のディスクが24時間毎にコマ送りされ、小窓から現在の日付を表示しています。夜の12時に日付が変わるのは禁止時間帯に徐々に嚙み合ったコマ送り歯車がコマ送りを完了、その後今度は逆に徐々にディスクからコマ送り歯車が離れていきます。

要約すると禁止時間帯はコマ送り歯車が嚙み合った状態で、そこにリューズで日付調整を行うと、無理な力が加わり、ディスクや歯車が破損して故障となるのです。

カレンダーやムーンフェイスがある時計は付属しているマニュアルを必ず読んで、正しい操作を行ってください。メーカーのHPからもダウンロードできます。

落下、衝撃、水濡れが最も多い故障要因!

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/50677/

機械式時計の耐衝撃性は年々アップしています。しかし落下による衝撃は故障要因の一つです。もちろん落下させないように注意すれば防げますが、僕が体験した落下はブレスレットの予期せぬ開放による落下です。

最近のブレスレットは誤開放を防ぐためのプッシュボタンが付いているため、かつてより件数は減りました。しかし、昔の片側開きのタイプはそれが無い為、予期せぬ開放で落下させる可能性は高いと言えるでしょう。

また誤開放以外にも時計を装着する時は、手を滑らし落下させる可能性が高いもの。万が一に備えトレイの上、テーブルの上での装着を心がけましょう。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/128880/

落下による衝撃では主に時間が遅れたり進んだりといった症状がでるので、衝撃を与えた時は秒針が動いていても進み遅れを必ずチェックしてください。

水濡れは自身の時計の防水機能を確認しておくことはもちろんの事、定期的なオーバーホールで実施するだけでも防止できます。防水機能の数値だけを頼りにするのも危険です。5気圧防水(50m)の時計だからといってダイビングに使用すると高い確率で故障します。

5気圧防水というのはあくまでも水流の無い実験室レベルの話です。ダイビングや水泳ではダイバーズウォッチを使う様に心がけましょう。

また案外多いのがネジ込みリュウズの閉め忘れ、ヒューマンエラーにも注意したいですね。

まとめ

最近の機械式時計は30年前と比較すると耐久性が各段に向上しており、簡単に故障することはありません。そうはいっても、4㎝四方の金属ケースの中に100個から場合によっては200個以上の部品が入っています。

多くの部品が複雑に絡み合ってゼンマイの動力で動くため、ズレによって動かなくなったり、ケースが破損だとムーブメント内部まで、影響が出ます。だからこそ正しい知識を身につけて操作したいです。

大切に扱うだけでもかなりの確率で故障は防げます。それプラス、身近にある故障要素、誤操作、磁気、落下に特段の注意を払い、腕時計ライフを楽しんでください。

手に入れる「苦労」があるから、腕時計購入は面白い!

こんにちは、Goroです。腕時計の購入では、多くの苦労・障害と遭遇します。ただ、ビギナーの方はお金の問題だけで、腕時計の趣味を躊躇していませんか?腕時計購入にはそれ以外にも多くの苦労・障害にぶつかります。僕はそれらを乗り越えるからこそ、面白いと考えています。なぜなのでしょう?詳しく紹介します。

お金の悩みは工夫次第で解決できる

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1-47344/

ビギナーの多くは腕時計収集の障害=「お金」と考えている人が多いでしょう。確かに一理あるが、それほど大きな障害と、僕は考えていません。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1043574/

こんな風に書くと高給取りに思われるかもしれませんが、意外にお金の悩みは何とかなるのです。というのも腕時計収集は収入に合わせたレベルの楽しみ方ができます。

僕のインスタ内でも多くの方が、さまざまな価格帯の時計を楽しんでいます。近年はスイス時計ブランドでさえ、10~20万円代の価格帯で高い品質のモデルを多く販売しています。そのような低価格帯と言われるブランドでも決して侮ることはできません。

いわゆる雲上ブランドと呼ばれるブランドのコレクションはなぜ高いのか?それは生産本数が少なく、尚且つ手作業の工程が多いからです。これが工作機械によって大量生産すれば必然的に販売価格は下がります。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/48799/

2010年以降、リーズナブル価格帯の時計をメインとするブランドは今や工作機械の向上で、かつては100万円以上の価値に相当する質の高い時計を僅か20万円以下で、販売できるようになっています。

つまり価格による腕時計の差はかつてほど少なくなっているのです

もう一つ日本では折からのデフレの影響で、ショッピングローンが充実しています。僕が初めて高級時計を購入した20年以上前(1990年代)はせいぜい「36回無金利」。

しかし、最近はデパートでも普通に無金利ローンが用意され、並行店では「60回無金利ローン」が年がら年中、実施されています。正規店でも大々的にアピールこそしていませんが、いくつかの「裏ワザ」を用意しているようです。

https://www.blancpain.com/ja/points-sale/furanhan-futeitsukubanjiumetabendian

僕が8月にブランパンブティックへ寄った際、SGJ(スウォッチグループ・ジャパン)の社員さんは僕に百貨店の「株主優待券」が適用される事を指南してくれました。百貨店の株主優待券はフリマアプリでも500円位で販売しており、それがあれば10%割引が適用されます。

ただこれらは店舗に行かないと知ることはできません。広く知れ渡っていることもあれば、そうでない物もある。これら情報は店員さんとの情報交換や信頼関係によって知ることができます。

購入する強い意志があり、あと一押しで決断する!店員さんへ「並ならぬ熱意」をアピールするのも、カードを切らせる重要なファクターでしょう。

実績を積むことは重要

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1827232/

しかし、時計愛好家の悩みはやはり、希望するモデルが確実に入手できるかに凝縮されます。仮にお金が用意できても、希望ブランドのブティックへアポ無しで訪問しても、購入できる保証は全くありません。

腕時計ビギナーの大半は「お金が全て!」と勘違いして解決を試みますが、それは大きな間違いです。

どんなにお金持ちでも、人気モデルや希少モデルはブティックの「購入実績が多い人」へ優先的に割り当てます

これは日本国内だけに留まらず、時計業界のグローバルスタンダードと考えてよいでしょう。インスタグラムを通じて知り合った海外の愛好家は口を揃えて人気モデル入手の秘訣は「購入実績」とコメントしています。

もちろん、人気モデルの店舗ごとの入荷率はメーカーに左右されますが、それをどう売るかはブティックの判断次第です。つまりブティックとの関係を良くすることが人気モデル入手の近道と言えます。→僕の過去記事参照

僕がよく視聴していた、UKのYouTubeでオーデマ・ピゲのロイヤルオーク、ダブルバランスホイールオープンワークを探し、世界中のAPブティックへ電話して最終的に手に入れる動画を視聴しました。

この愛好家は所有している腕時計コレクション数は多いですが、APの実績が無く世界中のAPハウスへ電話して、入手を模索してました。その後、ある国のAPハウスの店員がロンドンのAPハウスへ行けと指南します。

おそらくコレクターの熱意を感じ取ったのでしょう。「ロンドンAPハウスに同僚が居るから、連絡を入れておく。そこへまず通え」と電話で告げます。

かのコレクターはその後、WEBから来店予約を入れて、何度か通い2年近い年数をかけてダブルバランスホイールオープンワークを見事に購入しています。愛好家は高収入者、でも結局実績が無いと簡単に人気モデルは購入できないのです。

コレクターが世界中のAPハウスで断られた際の台詞は決まって、「有力顧客でも数年待ちと言われていまして、何年先になるか分かりません

つまり予約できている顧客は確実に存在します。顧客=実績のある人なのです。

日本ではロレックスの販売店をしらみ潰しに周る(ロレックス・マラソン)事が入手の近道と思われています。ただロレックスは、他ブランドのようなブティック(直営店)形態ではありません。

3つの代理店が日本ロレックスから商品を仕入れ運営している小売店は予約が無く、「早い者勝ち」の構図ができているのです。レキシアはブティックとなっていますが、ロレックスの直営ではありません。

それゆえ、ブティックでの実績を積み上げることの重要性はロレックス以外で、必要と考えてください。

末長い実績とDX時代はWEBのログも重要?

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/270408/

購入実績が多い」=結局「お金」じゃないか!そういう声も聞こえてきそうですが、確かに購入実績が多い人は累積すると、お金をたくさん使っています。

しかし、ブティックからすると、購入額もそうですが、末長い実績がある人の方を重視するはずです。理由として、スイスブランドは名門ほど何世代に渡る顧客をより重視しています。

チューリッヒの老舗時計宝飾店でも馴染み客(何世代に渡って購入している顧客)に対して店舗で販売した時計を高価格で買い取るサービスを伝統的に行っています。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/7369495/

なにより、機械式時計は修理OHを怠らなければ半永久的に使えるもの。名門と言われ歴史あるブランドほど、顧客管理名簿をしっかり管理しています。

ということはDX化が進む現代、「ブティック来店記録」があっても不思議ではありません。今はWEBからでもアポイントメントが予約できますからね。

メールやチャットでの「お問い合わせ」、WEBでの「来店アポイントメント」は、サーバーにログが残ります。人気商品の購入でログが反映されるかは不明ですが、購入を切望する人は実施すべきでしょう。

それらが実績として蓄積させる可能性は極めて高いと僕は思います。やれる事は全て行うことは大切です。

まとめ

近年のスイス時計ブランドはブティックによる直営化で、かつてのような並行輸入業者で安く購入できる機会は減少しています。そのため人気モデル、希少モデルはブティックで購入する事が一般的です。

しかし、無計画な来店では「無駄足」に終る可能性もあり、WEBアポイントメントを利用して、できるだけ「実績」を残しつつの効率的な訪問を心がけてください。

これら「実績」を残すことが時計購入においては益々重要になると思います。「ここまでして?」と思われるかも知れません。でもこの苦労があるからこそ、希望モデルを手に入れた喜びは大きいのです。

ぜひ実績を残し、ブティックで希望モデルを購入してください。

ヴァシュロンコンスタンタンの値上げから見る、世界経済は?

こんにちはGoroです。2021年6月より3大ブランドのひとつヴァシュロンコンスタンタンが製品の値上げを発表しました。今回の値上げから見えてくるものを、ブランド、日本経済の立ち位置も含めて考察してみます。

日本の値上げ率が一番高い,それでも価格は安い!

ヴァシュロン・コンスタンタン」ファンの僕には残念なニュースが入ってきました。2021年6月より同社の製品が一斉に値上げになりました。以前から噂になっていたため、それ自体に驚きはありませんでした。

そんな矢先にシンガポールからも約3%値上げのニュースが入ってきました。結局今回の値上げは各国間にあった為替や物価による価格差を是正する値上げだとわかりました。

もともと日本国内のヴァシュロン・コンスタンタンの正規価格はシンガポールや香港、ヨーロッパと比較すると、かなり低い価格設定でした。僕の記憶ではシンガポールとは日本円換算で20万円近い開きがあったはずです。

今回のヴァシュロンの値上げは価格差の是正の他に人気モデルオーヴァーシーズの世界的人気高騰が絡んだ値上げと感じました。しかし、他の時計ブランドでも日本の正規価格が諸外国と比べ安いブランドがあります。それが、ロレックスです。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/2519790/

ロレックス正規価格も世界的に見たら日本は安い

さて、シンガポールはロレックス正規価格も2021年5月にアップしています。これにより更に日本との価格格差が広がります。

下の表が値上げ前の日本との価格を比較したものです。例を挙げると値上前でも、オイスターPが7,910SGD(=¥82)で計算すると¥648,620、日本正規価格¥588,500から、¥25,680の差額があります。値上げによって更にシンガポールドルとの価格差は広がります。

シンガポールと日本の正規価格差額2021年4月時点

モデル名SGD(値上前)JPY換算JPY正規差額
OP 41㎜7,910¥648,620¥621,500¥27,120
OP 36㎜7,490¥614,180¥588,500¥25,680
SMND10,880892,160¥854,700¥37,460
DYTS17,6401,446,480¥1,387,100¥59,380
OP:オイスターパーペチュアル SMND:サブマリーナ・ノンデイト DYTS:デイトナスティール

日本正規価格は2019年10月の消費税値上げ時と、2020年1月と連続して値上げを行いました。しかし、その後2021年4月に新作を発表したエクスプローラーⅠはこれまでの価格より数万円下がった値段設定をしています。

短期間に連続して値上げをしたため、2021年に再度値上げをするかどうかは不明と考えられていました。しかし皆さんご存知の通り日本でのロレックス正規価格は8/1値上げへと踏みきりました。

この値上げはある意味必然だったかも知れません。なぜならこのまま据え置けば、今後インバウンド客に日本のロレックス製品が買い漁られるからです。

値上後の日本・シンガポール正規小売価格の差額2021年8月

モデル名SGD(値上後)JPY換算日本正規価格差額
OP41㎜8,140¥667,480¥653,400¥14,800
OP 36㎜7,690¥630,580¥618,200¥12,380
SMND11,190¥917,580¥897,600¥19,980
DYTS18,140¥1,487,4801,457,500¥29,980
OP:オイスターパーペチュアル SMND:サブマリーナ・ノンデイト DYTS:デイトナスティール

シンガポール値上直後(3ヶ月)に日本も値上したことは上の表で明らかなように世界各国との価格調整が目的です。値上前は約¥27,000から¥60,000位の差額が最大¥29,000まで縮まりました。(値上前の表参照)

他の地域は調べていませんが、韓国でも値上の情報を聞いたので、アジア地域での値上げは、各国間の価格調整と結論づけても良いでしょう。

日本向け時計輸入量は世界第4位、この順位にいることは重要

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最近の日本での時計価格に割高感が感じるのは何故でしょう?

今回のコロナ経済危機は円安であることがその要因です。同様な経済危機だった直近のリーマンショックの頃は、円高のため時計価格は下落した記憶があります。今回は輸出産業を保護するためなのか、為替は円安基調です。

株価は上昇でも結局デフレは止まりません。僕らの給与賃金もそのままで、時計ブランドもしばらくは日本価格の値段を据え置きましたが、今後他のブランドも追随して値上げへシフトする可能性もあります。

時計好きの立場で言えば、まず円高へシフトさせて、時計を買いやすい環境にすべきと思います。

円安状態で給与所得が増えない日本では、グローバル企業の日本販売価格が時計以外の商品でも他の先進国と比べ、明らかに低めです。

ネットフリックスやアマゾンプライムの日本向けの料金は他の先進国と比較すると低くなっています。円安ならもっと値上げをすべきでしょうか、それができない理由は、日本が指折りの時計市場だからです。

2020年FH(スイス時計協会)が発表した統計では日本向け輸出量は世界第4位、GDPもシンガポールより高い数値です。当然ブランドのマーケティング担当者たちはこの数字と日本の経済情勢も分析しています。

しかし日本はシンガポールと比べ、国土も広く人口も多いのでGDPだけで真の経済状態は分かりません。国民一人あたりで見るとその国が豊かかどうか分かります。

一人当たりの名目GDP数字で見るとシンガポールが2019年のJETROが調べた数値で63,987(US$)に対し、日本は40,847(US $)となっています。

ただ、今以上の値上げは「コアな時計ファンが離れる」とメーカーは分析しているでしょう。なぜなら日本の経済状況、特に賃金が上昇していないことはここ数年国内で問題になっています。

そのためメーカーも「他国と足並みを揃えた値上げができない」のが現状でしょう。

ただこのまま経済の低成長が長引くと、将来日本向けの輸出量が減少することを僕は危惧します。低い値段設定が続けば、メーカーは「日本は儲からない!」と位置づけられるからです。

2020年のFHの統計を見てもパンデミックの影響で日本向けの出荷は金額ベースで26%減少しています。他の国々も額を減らしていますが、唯一中国だけ対前年比20%増加しています。

他の上位の国々もスイスからの出荷量が減っているため日本はスイスからの輸入量4位をキープしていますが、今後この順位を維持できるか注目です。

円高こそ時計にとって良い環境、日本経済にもプラス

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/eu-8094208/

かつて輸入腕時計には物品税が課税され、国内購入は高額だった時代がありました。しかし1989年に同税が廃止、さらに2000年以降時計メーカーの多くはラグジュアリーブランドのグループ傘下へ参画します。

この直営化路線は賛否両論あると思いますが、僕は概ね賛成です。製造販売を一貫して管理することで僕ら消費者の声もメーカーへダイレクトに伝わり、消費者目線の時計造りへメーカーはシフトしています。

ここ数年の時計造りは10年以上前とは比較にならないほど、消費者の声を反映しています。消費者の声は販売担当だけでは無く、当然製造現場にも即座に入るようになっているはずです。

せっかく時計ブランドが消費者の声を反映しているのに政治の世界は真逆。円安なんて斜陽産業だけが望んでいるだけでしょう。本当に実力ある産業なら為替相場に関係なく、買われるはずです。スイス時計産業がまさにそのもの。

輸出産業に有利な為替レートへ設定してもデフレが続き、国内企業の賃金が上がらないなら円高インフレの方が時計を買いやすく、業界も盛り上がるはずです。

時計が買いやすい経済こそ、日本にとっても良いと考えるのは時計好きのワガママなのでしょうか?

まとめ

時計のプライスを世界単位で見ていくと、単なる趣味の枠を越えて実はリアルに世界経済を反映しています。「時計も趣味」と言って、バカにできません。時計ビギナーの皆さんも「世界経済を知れる」と周囲に自慢して時計を楽しんで欲しいです。

時計修理メンテナンス業者の口コミ、「クラフトワーカーズ」を考察する

腕時計を楽しむためには、メンテナンス(オーバーホール)を定期的に実施することが重要です。オーバーホール(以下OH)を施す事で、時計は半永久的に動き楽しめます。OHは「メーカー」、「専門業者」へ依頼するのが一般的です。今回、2つの内どちらへ依頼すれば良いかを検証します。

正規メンテナンスは割高

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/3943745/

多くの方は時計の修理、OHでは何の疑いも無く、時計メーカーへ作業(正規メンテナンス)を依頼すると思います。実際僕も初めてのOHはロレックスのサービスセンターへ依頼しました。

購入時のマニュアルにも「修理メンテナンスは正規店へ」と記載されており、時計ビギナーからしてみれば、メーカーへ依頼するのはある意味自然な流れです。しかしそれは正しい選択なのでしょうか?

僕は違う、と思います。

オメガ正規料金表「コンプリートメンテナンスサービス」2021年8月時点

https://www.omegawatches.jp/customer-service/interventions-and-prices/price-information

理由はその高額な作業料金です。上の票を見ていただけばわかるように正規メンテナンス料金は安くて5万円前から10万円近い料金が請求されます。ブランドによっても異なり高級ブランドほど作業料金も高額です。

ところがこれを「修理メンテナンス専門業者」へ依頼する事で半額以下の料金でOHできます。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/8382584/

「正規メンテナンスの半額以下?」と聞くと胡散臭く感じるかもしれません。しかし正規メンテナンスは「メーカーが作業する」という「お墨付き」だけで、多くの人が選択していると感じます。

確信はありませんが、僕はメーカー自身もの自社のメンテナンス料金の高さを自覚していると思います。理由はここ数年のメーカー保証延長です。これまで2年が限度だったものが最近は5年が標準です。

もちろん部品の耐久性がアップしていることも要因ですが、保証期間を長くすると、OHのインターバルを長くすることができます。そのことで、高額料金のデメリットを払拭しているのでしょう。

また正規メンテナンスに出さないと「不利益を被る」という「思い込み」も良く聞き、それを信じて正規メンテナンスへ出す人も多いでしょう。

結論から言うとメンテナンス専門業者へ作業依頼して、不利益を被ることはありません。むしろ良いことの方が多いと考えます。

僕が見つけた、良心的な時計メンテナンス・サイト=クラフトワーカーズ

https://www.omegawatches.jp/customer-service/interventions-and-prices/main-steps-of-a-complete-service

メンテナンス専門業者でのOHは価格が安い事が最大のメリットです。例えば50万の時計を購入して、2年後に5万の正規メンテナンス費用が掛かれば、年利5%の利息が取られるのと同じです。

安いに越したことはありません。

正規メンテナンスのメリットは「メーカー保証」です。一般的な正規メンテナンスのOHで、作業終了後2年保証が謳われています。

そこで僕はネット上で見かける多くのメンテナンス専門業者の中から、作業完了後の保証期間が比較的長い業者にフォーカスしました。

その中のひとつ「クラフトワーカーズ」は、作業保証が1年間と長いのが特徴です。メンテナンス専門業者の保証期間は6ヶ月保証が多い中、1年保証としている事で「技術力に自信があり良心的」と僕は感じました。

クラフトワーカーズは単なるECサイトでは無く、メンテナンス専門業者のプラットフォームです。複数のメンテナンス専門業者の職人さんが個々にクラフトワーカーズへ登録、作業に集中できる、「受託・デリバリー」のシステムが揃っています。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/4485867/

高い集中力が必要な時計職人さんは顧客対応に追われること無く、作業に専念でき、職人さんのスキルを十二分に引き出す環境が備わっています。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/838413/

次に利用者目線で考える利点は「見積・依頼」が全てネットで完結でき、価格もリーズナブルな点です。

オーダーは簡単で、①WEBフォームから依頼→②時計職人を指名→③時計を着払いで送るだけです。3つのステップがWEBで全て完結でき、仕事が忙しい人も、通勤途中のスキマ時間でオーダーが完結できます。

金額も一般的な三針機械式時計で料金は¥18,000から、上のオメガ社正規メンテナンス料金、¥63,800円と比較すると3分の1以下の金額でOHができます。

クラフトワーカーズのメリットとして僕が感じることはサイト内で比較ができることです。ここでは複数の時計職人さん個々の「納期」、「金額」、「プロフィール」、「お客様の評価」を比較検討し指名できます。

クラフトワーカーズの一括比較図

画面を切り替えることなく、上↑のようなマッチング作業が可能です。これならどんなに一括見積依頼する時計職人さんの比較がスマホでもできます。

更に登録している時計職人さんは全員有資格者。大手ブランドのメンテナンス部門経験者もおり、技術力は正規メンテナンスと変わらないと、言えるでしょう。

口コミでのクラフトワーカーズの良さ!年間1万件のOH実績

ではオーダーが簡単で安いクラフトワーカーズの、良さを利用者の口コミから検証します。サイトTOP下段に修理実績の口コミが紹介されているので、いくつか紹介します。

クラフトワーカーズに任せて良かった点として、最も多い意見が「丁重な修理内容の説明」です。口コミをしてくれた方の中には過去に他業者(正規も含む)との比較検討も書き込んでくれています。

https://craftworkers.jp/voices/wakabayasi-hiroaki

僕が特に惹かれたのが上の口コミです。→リンク先

これまで正規メンテナンスしか出したことの無い依頼者で、「クラフトワーカーズ」の良さがコメントに凝縮されています。

またSNS上にも高評価の投稿が、Twitterではこんな口コミがありました。シェアしてくれることは、多くの人に「知って欲しい心理の現れ」と感じます。他にも公式HPでは他の多くの人が口コミを残してくれています。

数字での実績も必見です。年間修理実績1万件と記載されています。1か月あたりに換算すると月間約833件です。多くのファンがいる裏付けで、「時計職人を指名できる」他業者では見られないシステム、実は「知っている人は知っている」と実感しました。

メンテナンス専門業者の技術力は高い!

クラフトワーカーズも含め、知名度はまだ高くない、時計修理メンテナンス専門業者ですが、技術力に関しては全く心配ありません。前述の「クラフトワーカーズ」では時計職人さんは全員有資格者、時計ブランドでのメンテナンス部門経験者も多数居ます。

メーカーのメンテナンス部門の社員の方が優れている印象が強いと思いますが、必ずしもそうではありません。個人的な意見を言えば、メンテナンス専門業者の時計職人さんの方が腕は良いと感じます。

理由としては、多くのブランドを扱う事で職人としての経験値が上昇するからです。現実にメーカーから時計職人としてのキャリアをスタートさせた後に、スキルを積み上げた後に独立した修理工房を構える人たちが多く居ます。

クラフトワーカーズのメリット表

https://craftworkers.jp/

「クラフトワーカーズ」以外の修理メンテナンス専門業者でも、多くのメーカー勤務経験者が作業している事を考えると、メーカーのメンテナンス部門は若い技術者たちの育成機関としての機能もあるのでしょう。

時計メンテナンス業界は、メーカーか専門学校でスキルを磨きキャリアを重ね、その後進むべき道として①メーカーに残るか(移籍も含む)、②専門業者へ転職、独自の工房を構える流れになっていると考えられます。

正規メンテナンスのデメリットを検証

さて費用も高額で、納期も長い正規メンテナンス、それには理由があります。最も大きな理由が、時計業界の複雑な流通経路の存在です。一般的に時計業界ではメンテナンスに出す際、その多くは小売店(デパート)が受託窓口になります。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/4481259/

デパートを経由することで、そこで中間マージンが発生します。メーカーによっては日本法人のメンテナンス部門を丸ごとメンテナンス専門業者外注委託しているブランドも実はあるのです。

自社でメンテナンス部門を持っているブランドも、受託製品全てを社内で作業を完了している訳ではありません。受託状態によっては一部製品をメンテナンス専門業者へ外注しています。

当然メーカーは受託窓口には手数料、下請けのメンテナンス業者には作業費用を支払うため、これらによって料金が膨らむ構図なのです。

まとめ

機械式時計のメンテナンスで、正規メンテナンスとメンテナンス専門業者、どちらを選ぶのかはユーザーの考え方にもより、正解はありません。

ただ、OHは時計の状態にかかわらず定期的に実施するべきです。そのことで大きな故障を未然防止できます。OH費用が高額だから作業を数年先へ先送りするのは本末転倒です。

つまり費用面での悩みさえ減らせば、もっと短いスパンでOHをする人が増えると僕は考えます。それには費用が適正で、技術力が高い修理メンテナンス専門業者で定期的にOHをするのが、時計にとって最善の選択でしょう。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/5215013/

かかりつけのお医者さん感覚で、2回、3回と連続して同じ人へ依頼できると、クラフトワーカーズでは時計の状態を正確に把握でき安心ですね。

見積もりは無料なので、ぜひ問い合わせしてください。

ダイバーズウォッチを夏に購入するのは賢い選択?

マリンスポーツやダイビングに必須なダイバーズウォッチは必然的に夏がシーズンとなる時計です。例年時計ブランド各社はこの時期に目掛け、新作をリリースしてきますが、2021年はどうなのか?新作情報を含めて、あらためてダイバーズウォッチの魅力を紹介していきます。

あまり知られらていない、ダイバーズウォッチの「耐磁機能」

ダイバーズウォッチは文字通りダイビング用の時計で、「潜水時間の測定が出来る時計」として1950年代頃より、世に出初めました。基本性能は100m以上の防水機能を備え、逆回転ベゼルが備わった物をダイバーズウォッチと呼びます。

https://pixabay.com/ja/photos/マグネット-コンパス-磁気-3678982/

ここ数年で防水機能はさらに向上して、今やダイバーズウォッチで無くても100m防水も当たり前の世の中になっています。しかし、優れた防水機能以上に注目したいのが耐磁機能です。過去記事

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/3046637/

実はダイバーズウォッチは国際標準化機構(ISO)で耐磁機能が規格化されています。ISO6425だと「4800A/mに曝して、日差30秒以内を堅持」とされます。この耐磁機能は潜水作業では体を磁石で固定しなければならないこともあるため、必要とされています。

日本時計協会、JISとISO規格

さらに耐磁機能は潜水作業だけでは無く、陸(おか)の上でも重宝する機能です。今の時代PCやスマホ、タブレットと無縁の生活をしている人は皆無でしょう。アンティークの時計だったらキーボード操作をしているだけで磁気帯びするもの。

一般的に機械式時計は強い磁場には時計を近づけないものですが、PC操作の度に時計を外していては仕事になりませんね。ダイバーズウォッチだったらそんな磁気の心配は不要です。

さらに最新の時計は部品にシリコン素材を採用、かつて(1950年代)の磁気を遮断する設計思想から、そもそも磁化しない素材を使用することで、耐磁する考えへシフトしています。

高い防水性があるから「水中でのみで使う」という考えはもう旧いかもしれません。高層ビルの会議室にダイバーズウォッチを付けていくことも非常識ではありません。僕はダイバーズウォッチが、ビジネスのドレスコードでは、スタンダードになった気がしています。

夏に新作ダイバーが発表される時こそ、20万円以下の製品にチャンスあり

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/457881/

実績を知らべた訳ではありませんが、夏はダイバーズウォッチが売れると言われています。その証拠に2021年も既に多くのブランドが新作を送り込んで来ています。そして、ダイバーズウォッチは最新作の購入がおススメ

理由としては最新の技術が採用されていることと、長年蓄積されたノウハウを基にディテールが改良されているからです。近年の時計の技術進歩は著しく、パワーリザーブの長時間化耐磁機能アップは10年前とは比較にならないほど向上しています。

この夏の新作もパワーリザーブは70時間以上は標準、さらに10年以上前のダイバーズウォッチと違い、シリコンヒゲゼンマイで耐磁をアップさせ、フリースプラグテンプも採用して、衝撃にも強くなっています。

最新の技術が詰まっている事以外に新作の購入を勧める理由はパッキンやケース劣化が無いからです。年数が経過した中古品ダイバーズウォッチはどうしても経年劣化でケース密閉性の低下やパッキンの弾力が悪くなり、防水性が低下します。

その点、新品はそんな心配は不要です。最新のテクノロジーが詰まった時計ゆえ、実用性も富んでいます。また値段もここ数年は20万円以下の時計でも優れた製品が多く発売されています。

2021年夏は値段以上に価値ある、ダイバーズウォッチの新作が多いです。さて今回発表された、新作20万円代のダイバーズウォッチを2つ紹介します。

ロンジン・レジェンドダイバー

https://www.longines.com/jp/landing/divers-campaign-2021

パッと見た外観からダイバーズウォッチと感じさせません。それは通常ダイバーズウォッチに必ずある「逆回転防止ベゼル」がついていないからです。その代わり「回転インナーベゼル」がついています。

近年のモデルの多くは外側に回転ベゼルが付いたものが殆どです。この「回転インナーベゼル」は少数派、採用しているブランドはIWCやAP位でしょう。「回転インナーベゼル」はダイバーズウォッチ黎明期にブランパンが採用していました。

しかし、グローブをしたままリュウズ操作ができない事で、次第にベゼル外周に付いた「逆回転防止ベゼル」が主流になります。

ロンジン社もこのモデルは1960年代のヘリテージとして蘇らせているため、現行モデルには採用していません。ただこれを今に蘇らせた理由はレトロなデザインはもちろん、陸上で使うことの多い現代のダイバーズウォッチ事情があるかもしれません。

実際のダイビングでは操作性に問題があると言われる「回転インナーベゼル」、しかし陸上で使うのであれば、便利な気がします。逆回転ベゼルでラフに開始時間をセットするよりリュウズで正確に合わせたい人にも良いと思います。

また逆回転ベゼルが無い事で、ダイバースウォッチにありがちなベゼルが目立ち過ぎ、ダイアルが小さくなることはありません。

ティソ・シースター2000プロフェショナル

https://www.tissotwatches.com/ja-jp/catalog/product/view/id/5174/s/t1206071104100/

実は購入を検討中です。2021年6月になってから日本ではブティックとオンライン公式ショップ限定で先行発売され、早速銀座店で売り切れの情報が入ってきました。時計愛好家の間では評判が高いダイバーズウォッチです。

特徴としては、ブレスレットが「インターチェンジャブル クィックリリース」仕様になっていることです。早い話がヴァシュロンの「インターチェンジャブルシステム」のティソ版になります。

スペック的にも魅力ですが、僕がこれを購入しようと思ったのはこのベルトを工具無しで交換できるこのシステムが採用された事が大きな理由です。なぜこれが魅力的なのか。腕時計ビギナーの人の中には理解できないかもしれません。

まずその日の気分でベルトを簡単に交換できる点です。これにより1つの時計の「別の顔」を引き出すことができます。また汗でベルトが汚れやすい時期、ベルトの取り外しが容易だと、クリーニングが簡単です。

僕は年に数回、重曹と水をトレイに入れてベルトを浸し、ブレスレットをクリーニングしています。クリーニングしやすいのは長く使う事を考えると重要です。通常のバネ棒は気軽にクリーニングとはいきません。

まとめ

あえて夏にダイバーズウォッチを購入する、それは旬の野菜を食べる感覚です。夏こそダイバーズというメーカーの戦略に乗るのも良いと僕は思います。ぜひ2021年夏にはお気に入りのダイバーを見つけてください。

Wearing the same watch is not cool.

こんにちはGoroです。毎日同じ時計を付けている人、周りに多くありませんか?腕時計ビギナーから抜け出す第一歩、僕は時計を毎日着替える事だと考えます。2つ以上の時計を使い分けて、腕時計ライフを楽しむ方法を伝授します。

毎日同じ時計はクールでは無い!

実は今回の記事は僕のInstagramアカウントと連携した記事です。僕の私物時計5つで、どのように腕時計ライフを楽しんでいるかを紹介しています。「毎日同じ腕時計はクールでは無い」、#(ハッシュタグ)wearingwatchcomをつけて毎日postしています。

僕はまず、「シーン(ビジネスor休日)」、「天候(晴、雨)」によって使い分けます。特にビジネスでは細かく使い分けるのが、ポイントです。旧来から日本社会は「高級時計を良しとしない」風潮があります。

当初この風潮は日本固有の物と僕は思っていました。しかし世界を見渡してみると、高級時計へのやっかみは少なくからずあるようです。そうなると、ビジネスシーンにおいてもタイプの違う時計を使い分ける事は「リスクマネージメント」上、必要な事と言えるでしょう。

得意先に行く時やうるさい上司が会社に居る日は、控え目な時計へ着替えるようにするだけでストレスは格段に減ります。また休日にスポーツする時は、相応しい時計に着替えるとスポーツだって俄然面白くなるはずです。

「万能腕時計」は無い!

僕が時計を着替える理由は単純に「時計の着替え」を楽しめるからです。しかし人によってはスポーツウォッチで全て対応できる世の中になっているから、フォーマルやカジュアル毎に時計を着替える必要は無いという意見もあります。

確かにこの10年で世の中のドレスコードは「イン・フォーマル」化しています。かつては完全に「アウト」だったスポーツウォッチとスーツの組合せは大企業でもタブーではありません。

2021年に就任したバイデン大統領もダイバーズウォッチを執務で愛用している姿が目撃される時代、ダイバーズウォッチを装着してオフィスへ行くスタイルはグローバルスタンダード化しています。

現に御堂筋線で見かける大阪・会社員たちの袖口から覗く腕時計は「スーパーオーシャン」(ブライトリング)やポルトギーゼ(IWC)を皆、違和感なくつけています。

ラグスポ」が出てきた背景は、世の中のインフォーマル化も大きな要因です。しかし、「万能服」が無いのと同じく、「万能腕時計」も存在しません。ラグスポも、どこかラグジュアリーな演出が必要なシーンでこそより映えます。

それ以外のシーンではどうしても時計ばかり目立ち過ぎ、それに違和感を抱く人だってゼロではありません。フォーマル用の腕時計、休日用の時計という風に使い分け着替えた方が無難です。

同じ時計を毎日つけるのはパワーリザーブが短い時の名残

ではなぜ、多くの人々は毎日同じ時計を使う様になったのでしょう?

僕が考えるいちばんの理由は1970年代以前、腕時計が全て機械式だった時代の「名残」です。当時のムーブメントは機械式で「自動巻き」が主流となってきて「手から外さない限り止まらない!」と世間では言われ続けていました。

僕も父からよく「時計は手から外さないようにすると止まらない」と言われていました。

昔の腕時計は手から外すと約30時間前後で止まります。前日に外した腕時計は翌日の午前中位までしか動かないものでした。写真のSEIKO5みたいですね。

「皆と同じ」であることに安心感を抱く日本人の国民気質もあり、社会に気が付かない内に浸透し、年月を経て「時計を着替えない事」を誰もが疑問に思わなくなっている可能性は否定できません。

コスパのみを考えない!

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/4386373/

未だに「これ1本で十分です!」なんて言っている時計ショップの店員さんも稀に居ますね。営業する立場でこの言葉を使う気持ちは痛いほどよく、わかります。しかしユーザー目線で考えた時、その言葉は理に叶ってはいません。

僕も「この1本で十分!」そう思って、20年前にロレックスのAir-kingを購入しました。もちろんAir-kingは万能時計じゃありません。また、「長く使えるから、これひとつにすれば、コスパも良い!」という意見も耳にします。

耐久性の高い高級時計を、毎日使い続けることは一見すると合理的。しかし、今の時代は時計が無くても生活に支障をきたすことはありません。

むしろ腕時計を持つことでの心理面での好影響にもっと注目すべきです。ただ、そこで得られるものを全て正確に計算することは一筋縄でいきません。

きっと何年か経過してその効果を実感できると僕は考えます。目先のコスパばかり注目している位なら逆に時計は持たない方が賢明です。

値段がリーズナブルなブランドを知る

しかし、「コスパのみを考えない」と言って、あまりにコストを無視しての腕時計購入は、さすがにおすすめできません。やはりある程度、ブランドの価格帯を計算して購入することは重要です。

その昔、良い腕時計ほど価格は高いものでした。良質な時計はどうしても職人の手作業による割合が高くなり、その分生産量も少なくなって価格が高くなります。

しかし21世紀に入り、工作機械の性能が進歩しミクロン単位での切削加工が容易になったのです。工作機械の導入で生産量も増え、質の高い時計の大量生産が可能になります。

その結果、ここ数年20万円を切る価格の腕時計でも、質感は高級メゾンの製品とほとんど変わらないほど品質が高くなっています。ではどんなブランドが工作機械の性能アップによる恩恵を受けているのでしょう?

僕が知る範囲では「オリス」、「ティソ」、「ボールウォッチ」、「モーリスラクロア」、「ノルケイン」、「フォーメックス」などがその代表的な、ブランドです。これらのブランドの腕時計であれば質も高く、リーズナブルな価格で、2つ以上の時計が買えます。

まとめ

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/380782/

毎日違う時計を付ける習慣で重要なことはどの腕時計が似合うか考える事です。見られることを意識するだけで、見た目はクールになるはずです。もちろん時計だけで女性にモテル訳ではありません。

ただ毎日決まりきったひとつの時計を使いづけるのでは無く、時計と服装の組合せを日々考える事で、間違いなく自身に似合うスタイルを追及するはずです。当然時計に対してもそれは同じ。

時計とスタイルとの相性を考えていると、時計に対する目利き力も自然にアップします。目利きができるようになると、俄然時計への興味が増すはずです。

正解はありませんが、まずはできる限り購入し、手首に付ける事から始めましょう。

Recent my works(最近の他での仕事記事)

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実は他でも記事書いています。良かったら読んでください。7月中にブログ記事もアップする予定です。少しお待ちください。

Forza-styleで、2022年3月より毎週1回記事アップします。現在記事公開中!

2022年6月よりラジオ関西Podcast 「やさしい腕時計」に参画中。番組に関するライターとして同社公式HPラジトピで番組に関する記事を提供しています。

Fortza-style最新記事です。←手巻き腕時計の魅力を紹介しています。

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ダイバーズから始める方が、ラグスポを10倍楽しめる!

腕時計に興味を持ち始めた人が、「ラグスポ」にも興味を持つことは現代社会では自然な流れです。しかし、ビギナーがいきなりラグスポを目指すより、まずダイバーズウォッチから始めた方が、今後の腕時計ライフを10倍楽しめると思います。その理由をGoroが解説します。

ラグスポとは?

https://www.patek.com/en/collection/nautilus

ラグスポは正確には「ラグジュアリー・スポーツ」の略で、ラグジュアリー装いを持つ、スポーティーな(スポーツウォッチでは決して無い)腕時計です。

ラグスポの起源は共に1970年代に名門老舗ブランド、オーデマ・ピゲとパテック・フィリップからそれぞれ発表された「ロイヤルオーク」と「ノーチラス」からと言われます。このアイコニックなマスターピースは偶然にも鬼才、ジェラルド・ジェンタのデザインでした。

明確な定義や工業規格はありませんが、「ステンレス製もしくはチタン製」のケースとブレスレットを持ち、ラグとケースが一体化していればより良く、外観がスポーティーであることが「ラグスポの基準」と言えます。

老舗名門2社から1970年代に発表された「ラグスポ」は当初「異端児扱い」されてきました。本格的に各社がラグスポへ参戦し始めたのは、21世紀に入ってからです。人気が加速度したのはジュエリー(一部兼業)ブランドのショパールブルガリ、そしてシャネルが参入してからになります。その後、専業ブランドと合わせ、ラグスポの群雄割拠時代へ突入します。

ラグスポより実用性が高いダイバースウォッチ!

https://www.rolex.com/ja/watches/submariner.html

生産される数以上に需要(人気)が高く、年を追うごとに腕時計ビギナーがラグスポを購入するハードルは上がっている印象があります。そのため僕はダイバーズウォッチこそ、ビギナーにとって現在「最も狙い目の時計」と考えます。

理由はダイバーズウォッチはラグスポより耐久性が高く、より実用的です。潜水作業を前提に設計しているため、傷がつきにくい素材を多く使用しています。例を挙げると海底で時計を多少擦っても耐えられる「セラミックベゼル」の使用はもはや業界標準です。

生産される数以上に需要(人気)が高く、年を追うごとに腕時計ビギナーがラグスポを購入するハードルは上がっている印象があります。そのため僕はダイバーズウォッチこそ、ビギナーにとって現在「最も狙い目の時計」と考えます。

操作への配慮も基本設計に加味しており、例えばウェットスーツの上からでも無理なく装着できる「エクステンション」やブレスレットの「セーフティ・ロック機能」がほとんどのモデルで標準化されています。

それと何と言っても水を気にしないで、普段使いできる事がダイバーズウォッチの最大の魅力です。日常で水を使わないシーンはまずあり得ません。時計を外さないで水を使える事は見た目にもスマートかつストレスフリーです。

服装もカジュアルからフォーマル迄、幅広く対応できミッドタウンでもダイバースウォッチリュックスーツ姿で通勤することへの抵抗感は間違いなく減っています。

ラグスポが人気となった背景は?

とは言え、1970年代は異端児扱いされていたラグスポが、なぜこれほどまで世界の時計界で一大トレンドとなったのか?気になるところです。ネット上での意見は様々ですが、専門誌「WEBクロノス」の記事が詳しく解説してくれています。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/45055/

僕の考えでは服装の「ノーネクタイ化」が大きな理由です。もともと海外ではスーツを日常的に着用するのは「金融マン」に限定されていました。それ以外の職種で、ネクタイを締めるのは取締役幹部社員と言われる人達でした。

しかし、数少ないスーツ族も近年は「ノーネクタイ化」がかつてより進行しています。スーツ族が多い日本でも「クールビズ」がスタンダード化しています。

つまり世界中の多くの人達は冠婚葬祭を除き、スーツを日常的に着用しません。そのためカチッとしたドレスウォッチより、ラグスポのように適度なスポーティーさを持った時計の方が使い勝手が良いのです。特に高温多湿なアジア圏ではスポーティーウォッチの方が明らかに使い勝手が増します。

さらに高級時計の巨大市場である中国人の嗜好とマッチしたと前述の「WEBクロノス」は書いています。市場も熟成して彼らはスポーツウォッチに目を向け始めた。高温多湿な気候と適度な高級感のあるラグスポはうってつけの時計だったのです。

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1842332/

個人的にラグスポ人気が高いと感じる国・地域はシンガポールドバイだと思います。これらの国々も年中高温です。その国々の愛好家たちは元々時計偏差値(遍歴)が高く、彼らは色々な時計を試した後にラグスポへ辿り着いたのでしょう。

洗練されたデザインゆえに難しいコーディネート

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/6765061/

次にダイバーズウォッチから始める理由として、ラグスポは決して手軽に使えるデザインではありません。

これだけ多くの(特にジュエリー)ブランドが参入すれば、ラグスポのデザインはより一層洗練されたモデルがこれからも増えてくるでしょう。ただ、その優れたデザインは腕時計ビギナーにとっては逆に障害になると思います。

最近殆どのブランドのラグスポは多角形のケース形状や装飾に拘り、カジュアルウェアとは相性は良くありません。ブランドによっては服(場合によっては人も)を限定する腕時計ゆえ、コーディネートが難しいのです。

またプレステージを好む国(中国、華僑が強いSIG、UAE)では歓迎されても、茶道の「わびさび」文化が未だに残り「華美な物を嫌う日本」ではダイバーズに留めた方が無難?というのが僕の考えです。

ダイバーズは今こそチャンス!国際規格があり安心

幸いなことにラグスポ人気で、ダイバーズウォッチはロレックスを除けば「熱が冷めた」状態が続いています。そのロレックスでも一時期よりは明らかに人気はクールダウンしたと言えるでしょう。

ダイバーズウォッチは国際工業規格で定義がハッキリしている点で好感を持てます。これは裏を返せばメーカーによる当たりはずれが少ない時計なのです。下の表を参考にしてください。

耐磁の 種類JIS保証水準          内容
非耐磁 時計1,600A/m1990年までの輸出検査で行われていた基準値。耐磁時計以外でも基本的に満たされるレベル。
第1種 耐磁時計4,800A/m磁気に5㎝まで近づけてもほとんどの場合性能を維持できるレベル。
第2種 耐磁時計16,000A/m磁気に1㎝まで近づけてもほとんどの場合性能を維持できるレベル。

日本時計協会、防水時計の欄より

そして防水機能以外では高い耐磁機能も兼ね備えています。これは潜水作業で、使う時計は耐磁機能も必要ということで定義されているのです。そのため、ダイバースを付けたままパソコン使っても精度には影響はでません。

ダイバーズウォッチの選び方は?

ダイバーズウォッチは前述したように基本スペックは国際規格があり、どのブランドを購入しても機能面での心配は要りません。ただラグスポと比較するとケースに厚みが増します。

過去記事を参考にしてください。

そのため選ぶポイントはケースの厚みを注目してください。僕はケースの厚みが時計の着け心地を大きく左右すると考えます。個人差はありますが、僕は130㎜を超えない時計をいつも選んでいます。かつてあるブランドの600m防水のダイバーズウォッチを試着した時、160㎜の厚みにはかなりの違和感を感じました

他にはブレスレットとのバランスも、選ぶ時にはチェックした方が良いですね。重量が重い腕時計もバランスが良いと重く感じません。良質な時計ブランドはこのあたりにも注意を払って時計を仕上げています。

できればこれは店頭で試着して、確かめたいですね。

まとめ

入手するハードルの高いラグスポは、もちろん良い腕時計ですが、むしろ時計遍歴を重ねてから手に入れた方がより良さが実感できます。まず、ダイバーズウォッチからスタートし、腕時計の経験や知識を向上させた後にラグスポを目指してください。


ティソ(Tissot)の腕時計を公式サイトで、購入しよう!

こんにちはGoroです。東京、大阪では緊急事態宣言によって外出がほぼ不可になりました。しかしそんな時こそ、オンラインで時計を購入しませんか?僕が日頃から購入しているティソは元々ネット販売に実績があります。ティソのようなブランドこそオンラインがおすすめです。その理由を紹介します。

ティソの腕時計とは

Tissot Ballade

ティソの腕時計を知っている人はそう多くは無いと思います。1853年スイスのルロックルで創業した、現在はスウォッチグループに属し、売上で世界7〜10位のブランドです。

機械式ムーブメントを搭載した腕時計が日本円換算で、ほとんどが10万円代か、それ以下で購入できます。

多くの人はそれを聞いて、「大丈夫?」と思うでしょうが、心配には及びません。一度でも手にしてみれば質感の良さに驚き、ティソの腕時計を一度でも手にすれば他のブランドに対する評価が厳しくなると思います。

価格を下げられる一番の要因はグループ内にETAがあるからです。世界最大のムーブメント会社から良質で精度の高いムーブメントを安定的に提供してもらい時計を生産でき、無駄なコストを極力省けます。

これはスウォッチグループ傘下のブランド全てに該当する事で、ETAのムーブメントをベースにしていることで同グループは発展してきました。

ティソを購入するならオンラインがおすすめ

さて緊急事態宣言下でもあり、ティソの時計購入を考えているならオンラインで購入がおすすめです。もともとティソはブティックが東京(銀座・代官山)と大阪(戎橋)しか無く、デパートでも取扱店舗が多くありません。

そのため宣言下でなくても、購入するのはオンラインの方がはるかに利便性は高いです。ティソの公式HP内が直営のECサイトになっています。また楽天内にもティソの公式サイトがあるので、クレジットカードによっては楽天を選ぶのも良いでしょう。

そして、ティソは早い時期からオンラインでの販売に積極的なブランドでした。そのため、オンラインサイトの内容も充実しており、豊富な販売実績もあるため、安心して購入することができます。

ティソ公式オンラインサイト

楽天内ティソ公式オンラインサイト

これは僕の経験ですが、仮に品切れでも、もう一方のサイトには在庫がある可能性が高いです。両方のサイトを梯子してください。

クラシックウォッチやベーシックウォッチに強みがある

ではティソの時計をご存知無い方のために彼らの腕時計の強味はどこにあるのでしょう?僕は「デザイン」だと思っています。特に秀でているのが、クラシックウォッチベーシックウォッチです。

from my account @goroando

私物を2つ紹介します。まずT-ONEはブレスレットタイプの物です。シンプルな三針タイプで、カレンダー表示がデイ(曜日)とデイト(日付)があり、ブレスレットもポリッシュ仕上げでシンプルな中にも少しだけラグジュアリーな装いが特徴です。

もうひとつがバラード、これはデザインにヴィンテージ感がある時計になります。昔僕が持っていたシチズン時計に似た雰囲気がある時計です。しかしムーブメントは最新のパワーマティック80を登載、最長80時間のパワーリザーブとクロノメーター認定モデルになります。

参考まで僕は上の2つのモデルを合計で10万円以下にて購入しています。

人気モデルは?ジェントルマン!限定モデルはお買い得

https://www.tissotwatches.com/ja-jp/catalog/product/view/id/2496/s/t1274071106100/

ティソはパワーマティック80というムーブメントをリリース以降、人気がアップしたような気がします。しかし、何と言ってもラグスポ・テイストの「ジェントルマン」から一気にブレイクしたと僕は思います。

人気ゆえジェントルマンのブルーダイアルは入手が難しい「噂」を聞きます。公式ECサイトも「SOLD OUT」(2021年4月時点)になっています。但し楽天では購入できそうです。ティソは入手が容易ですが、比較的短期間でモデルチェンジを繰り返すのがティソの特徴です。


そのため、もしお気に入りモデルがリリースされましたら、マメな在庫チェックをおすすめします。人気にモデルは今だとやはりブルーカラーモデルスポーツモデルです。また年に数度発売される限定モデルは「お買い得感」があります。

通常は専用ケースと交換ストラップが付属して限定カラー、価格は若干のアップに留めています。最近ではジェントルマンの銀座ブティック限定モデルや同じくジェントルマンの交換レザーストラップ付きのモデルが発売さました。


普段ティソを見ない人はわからないと思いますが、限定モデルは絶対にお買い得です。オプションとして交換レザーストラップや専用ケースが付き、色も他では味わえないオリジナルカラーで、人は違う時計を考えている人にはおすすめできます。

僕もひとつだけ限定モデルをもっていて、スポーツウォッチ「シースター1000」の日本限定モデルです。センス良いシルバーグレーのサンレイ仕上げ(太陽光の様に放射状になった仕上げ)で、見る角度によって色々な表情を見せてくれます。

シルバーと聞くと地味に思う人も多いかもしれません。しかし、デニムからスーツにも合いますし、針にワンポイントで赤色を入れてます。これが良いアクセントになって普段つかいで休日の良きパートナーとして重宝しています。

リーズナブルな価格なので2本以上持てる

僕の過去記事でも複数時計を持つことを推奨しています。例としては服と同じく「着替えて楽しむ」、「嫌味な上司対策」を挙げてきました。それ以外では心理面での効果もあると僕は思います。たとえばルーティンを変えたい、気分を上げたい時、時計を変えるだけで気分が晴れるものです。

ただ、高級時計だとそう多く買う事はできません。しかしティソは財布に優しく確実に2本以上購入できます。

公式サイトはブティックと同じ、実績を積み重ねると特典がある!

ブティックの方が実績が残り将来的に有利なのでは?

ご安心ください。公式ECサイトも購入時にはティソのアカウントが必要です。つまりブティックで買うのと何ら変わりありません。一度でも購入すれば「お得意様」扱いになります。

スイスの時計ブランドで、実績作りは人気モデルゲットの近道です。これはパテック・フィリップオーデマ・ピゲも同じで、一度でもブティックや直営サイトで購入すれば実績としてカウントされます。

具体的な特典,ティソでは「新製品情報」の他に「優先予約」、「誕生日月の割引クーポン(全商品)」を貰いました。どこのブランドでもそうですが、人気商品を手に入れられかどうかは結局購入実績があるかが重要です。

ティソは日本ではまだまだ人気は高くありませんが、もし大ブレイクする製品が出た場合、優先的な権利があるのは、購入実績がある人だけでしょう。

まとめ

人気シリーズ「ジェントルマン」の次にリリースとなったPRXも時計好きの間では仕上がりの良さで、人気となっています。2021年の夏以降にはこのPRXのメカニカル・ムーブメント版が出る予定です。このメカニカル版PRXも人気が予想されます。これから購入を検討している人は早めに公式ECサイトで実績づくりをしてください。

Rolex(ロレックス)がサッカーをサポートしない理由とは

こんにちはGoroです。今回から僕が過去に他のサイトで書いてきた記事をこのサイトで再び書いていきます。原文は2017年に書いた記事で、今思えば少し恥ずかしい内容も含まれています。今回紹介するのは「ロレックスがサッカーをサポートしない理由」を2021年目線で書き直し紹介します。

Rolex(ロレックス)がサポートするスポーツアスリートは?

このブログ内のロレックスに関する記事はこちらもあります。

2021年4月にRolexゴルフファミリーの一員である松山英樹選手がマスターズで優勝しました。他にはテニス、F1を始めとするモータースポーツ、ヨット、馬術競技をロレックスはサポートしています。

そこで、ひとつ疑問が、そう世界最大の競技人口を抱え、全世界で人気あるサッカーへのサポートが無い事です。

企業イメージを考えた場合、多くのサポーターを抱えているサッカーは商品(時計)への波及効果も期待でき、現にウブロタグホイヤーは積極的にサッカーをサポートしています。

なぜロレックスはこれまでサッカーをサポートしてこなかったのでしょう?

サッカーは労働者のスポーツ、労働者階級こそ彼らの顧客

この記事を書いた当時、僕が真っ先に思いついた理由はサッカー(フットボール)が労働者のスポーツと言う事でした。そして、ロレックスの考える顧客層と一致しないという考えは今考えると間違いですね。ロレックスの製品価格帯の多くは「手の届く高級時計」です。

高級時計のイメージがありますが、実は多くの製品は100万円以下の製品が大半になります。労働者階級の消費者であっても少し頑張れば、彼らだって購入できる製品構成で、そう考えた時、むしろサッカーを愛する労働者階級の人たちも彼ら(ロレックス)の重要な顧客なのです。

フットボールプレイヤーは評価基準が簡単では無い

2021年4月時点で最も妥当なのではと考える理由が、「サッカーは選手評価が難しい」点です。もちろん選手のポジションによってある程度評価の線引きをすることはできます。

例えばストライカーであれば、「ゴール」という目に見える数字で評価基準が現れてきます。しかし、それ以外のポジションではゴールすることが難しく、数値も付くことなく評価できません。MFやDFがどんなに素晴らしいパスを通しても、せいぜいアシストが付くくらいでしょう。

守備の要ゴールキーパーも評価基準が難解です。失点するしないも結局は周囲との連携で左右されます。周囲との連携は攻撃陣の得点にも反映されます。

チーム競技ゆえ、攻撃・守備選手双方共に評価基準の難しさは否めません。このことがロレックスがサポートできない理由なのではと、僕は考えます。

レコード=記録のストーリーが見えにくい

「ストーリーが見えにくい」このことが最も大きな理由で無いかと僕は考えます。同社HP「ロレックスの世界」に掲載されているアスリートは皆、レコード=記録がストーリーとして記されています。

サッカーは特にレコードの反映される要素が国籍や所属クラブに左右されることも、公平さに欠くとロレックスに判断されているかも知れません。

国籍による大会「FIFAワールドカップ」とクラブによる大会「UEFA チャンピオンズリーグ」の地位の変化も背景にはあるでしょう。1990年代以降、明らかにクラブレベルによる大会である「UEFAチャンピオンズリーグ」が名実共に世界一の大会へと成長していることも選手の評価を複雑にしています。

そしてレコード(記録)を破るストーリーが他の競技より見えにくい。サッカー選手の場合結局成功の証の多くが「人の評価」なのです。勝利数やメジャータイトルと言った数字が見えてこないことがその理由なのでしょう。

実はアメリカ市場で人気が無いから?

サッカーの世界は市場が巨大な割にアメリカでは人気が無いことが特徴です。この事もロレックス好きが多いアメリカ人に響かないと考えている可能性も考えられます。ただ巨大マーケットゆえいつロレックスが進出してもおかしくありませんね。

2021年4月20日頃より、ヨーロッパではビッグクラブが主導した新リーグ創設案、ESL(ヨーロッパ・スーパー・リーグ)が、サポーターからの猛抗議に逢い、参加を表明していた12クラブ中9クラブが離脱、計画が頓挫しています。それだけ社会への影響力が多い市場で、拡大要素もあり時計業界も参入を試みるブランドもまだまだあるでしょう。

ただ、もうひとつのロレックス人気国のイタリアは、サッカー好きです。やはりこれも無理があります。

まとめ

当時の記事を見る度にかなり拙い時計知識で書いていたと、痛感します。また当時の僕はロレックスの(20年以上前より)購入しづらくなった価格設定に相当憤慨して記事を書いていました。

アクセス数は少ない記事でしたが、当時のサイト編集責任者からこの記事を褒められた事で、今回取り上げました。2021年目線で書き直したこの記事、また数年後に機会あれば書き直してみたいです。

なぜ、ロレックスがサッカーをサポートしない本当の理由はロレックスのCEOであるジャン=フレデリック・デュフォーにインタビューでもしない限り、わかりません。しかし、こう言った想像、興味を消費者に与えるだけでもロレックスは凄いブランドだと、言えるでしょう。

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