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ダイアルを彩るデイトカレンダー、ノンデイトが良い!とは言わせない!

こんにちは、Goroです。あるYouTubeで、「腕時計はデイトよりノンデイト!」という趣旨の動画を見ました。「デイトカレンダー腕時計」が好きな筆者としては内心穏やかでは無く、デイトカレンダーの利便性に目を背ける事はできません。デイトカレンダー信奉者、Goroの目線でデイトカレンダーの魅力をたっぷりと紹介します。

デイトカレンダー腕時計は実用的で、美しい

Blancpain Bathyscaphe

デイト付き腕時計の良さは日付確認がスマートにできる利便性です。それ以外に日付や曜日が変わる事で、ダイアル(文字盤)に生じる微妙な変化も美しいと感じています。しかし、前述したように愛好家の間では近年ノンデイト派が増加中です。

増加している理由として、「日々の時刻調整が面倒」という声を多く聞きます。デイトカレンダーの時刻調整の場合、どうしてもAM・PMまでの操作が不可欠です。ノンデイトだと半分の労力で済むという意見にも納得がいきます。

しかし筆者は時刻調整の手間こそ好きなひと時になります。愛用している写真の私物腕時計の週に何度かある操作で、日付が変わる瞬間の「カチッ」という音がした時こそ至福の瞬間です。

ダイアルの微妙な変化以外では、写真トップのバチスカーフのカレンダー窓、ブランドロゴとの絶妙なレイアウトにいつも感服させられます。このレイアウトも緻密に計算されたデザインの筈です。

このようにエレガントなプロダクトはカレンダーそのものが、腕時計をワンランク上に引き上げる重要なファクターとなっています。

指針表示から窓表示のデイトジャストへ

現行腕時計のカレンダーは「窓表示」と、「指針表示」が一般的です。かつては指針表示しか無く、1945年にロレックスが初めてデイトジャストで窓表示を採用して以降、それが主流となりました。

デイトジャスト以前はカレンダーを腕時計に登載する事への関心は少なく、一部の高級機種に採用される位でした。当時のデイトジャストはヒットしない、と考えて発表したのかも知れません。

しかし、当時の関係者の思惑を凌ぐ空前の大ヒットとなり、それ以降カレンダーへの関心も高まります。

この機構はダイアルの下にデイト・ディスクを取り付けてダイアルに窓穴を空けます。そうすることで不要な情報をダイアル下に隠せる事も、関係者からは好意的に映ったようです。

というのも、指針表示機能だとダイアル上に「全ての情報」を表示しなければいけません。デイト・カレンダーだと1〜31までの数字、目盛りを印字すると、全体のレイアウトが煩雑化します。

それに対して窓表示方式では不必要な情報が隠れて、結果ダイアル全体がスッキリし、見栄えも良くなる事も特徴です。

実際ロレックスはデイトジャストのヒット後にダイアルの空きを生かすべく、デイデイトを1956年に発表します。フルスペル表示で曜日が読みやすく、窓は12時の位置にバランス良くレイアウトされて、同社の更なる高評価へとつながります。

オリス・ポインターデイト

ただ、指針表示のカレンダー機能が完全に無くなった訳ではありません。写真のオリスのビッグクラウン・ポインターデイトは指針表示の代表としても有名です。同社は指針表示が高級機に限定された事で、他社との差別化に成功しています。

デイトカレンダーはアイコン

https://www.instagram.com/p/CigtHhKPakx/?utm_source=ig_web_copy_link

スポーツモデルやラグスポではデイトカレンダーが無く、ノンデイトの方がデザイン的にスッキリするという声が多いのも事実です。ただ仮に、カレンダーが無ければやはりデザイン的に寂しい気がします。

往年のラグスポでありアイコンである、ヴァシュロン・コンスタンタンの222は「ヒストリーク222」として2022年に復活、細部は現代風に再解釈しつつデイトカレンダーは当時のままに採用しています。この歴史的事実こそ、カレンダー小窓が、ダイアルのデザインを損ねない根拠です。

名機のデザインは常に計算されている

あらためて「名機」たちのデイトカレンダーが採用されたダイアルを見ると溜息が出ます。それぞれを眺めると、美しさの秘密は計算されたデザイン(設計)から成る造形美だと実感できます。

ここ数年ノンデイトの方が良いという意見を多く聞き、将来的にデイトカレンダーが無くなる日が来るかも知れません。しかし現行のデイトカレンダーのモデルはどれも素晴らしいデザインのものばかりです。

ぜひ皆さんもデイトカレンダーを再評価してください。デイト・ノンデイトを書いた過去記事もぜひ読んでください。

腕時計はデイト派、ノンデイト派、?それぞれの長所と短所を考察する

こんにちは、Goroです。あるYouTubeで、「腕時計はノンデイトが良い」という意見の動画を見ました。さて腕時計ビギナーの皆さんもデイトとノンデイトで悩んでいる人も居るかも知れません。今日は「デイト、ノンデイト」どちらが良いかを考察します。

デイト機能、カレンダー機能はどんなものがあるか

具体的に時計のデイト、カレンダー機構にはどんな物があるのでしょう。まずデイト、カレンダー機能では「窓表示」と、針で示す「指針式」に分かれます。

https://www.patek.com/ja/コレクション/ノーチラス/5712-1A-001

歴史的には「指針式」のデイト機能が古く、「窓表示」は1945年に有名なロレックスの「デイト・ジャスト」(夜中の12時にカレンダーが瞬時に切り替わる機構)以降スタンダードになります。

デイトジャスト以前はカレンダー機能を腕時計に登載すること自体人々に関心は少なく、一部の高級機種で指針式として、わずかに採用されていたそうです。

https://www.tokemar.com/top/rolex/mens/datejust/rolex-28-279174g-10553662-clone/

ところがこのデイトジャストの大ヒットにより、3時の位置に小窓を設けてデイト表示をさせる時計が増えていきます。

つまりこのデイトジャスト以降、デイトの便利さに人々が気付き、それ以降このデイト機能が腕時計に多く登載されるようになった訳です。

ただ、そのことで指針式のカレンダー機能が無くなった訳ではありません。現在でも複雑時計(コンプリケーション)と呼ばれる、西暦、月、日、曜日と表示数が多いパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)モデルにはこの指針式が採用されています。また小窓と指針ふたつを併用するモデルも存在します。

ノンデイトは目的がハッキリしている時計

https://www.tokemar.com/top/rolex/explorer/214270-ex1/214270-a-10717902-clone/

さて、最近僕のSNSアカウント周辺ではデイト不要派が多数派です。これは時計を多く所有する人(愛好家)ほど、デイト機能は不要と考えています。この理由はさまざま。まず僕のSNSアカウントでは時計愛好家や10本以上の時計保有者が多く、それゆえデイト調整が面倒ということも理由だと考えられます。

更にその理由を探究すべく、僕が愛読しているZenmaiさんの記事中に「なるほど」と思う意見を発見しました。それによれば、「デイト表示が無い時計は目的がしっかりしている時計」と結論づけていました。

つまり「潜ること」、「計測する事」という用途がハッキリした時計こそデイト機能は不要であると分析していました。

Zenmaiさんの意見以外では「時計に美観を求める人」もデイトの小窓が文字盤の美しさを崩すと主張しています。確かにドレスウォッチと呼ばれる時計は、デイト機能、極端なものでは秒針すら無いものもあります。

ただドレスウォッチは歴史を振り返ると、貴族など時間に縛られない人たちがつけていて、平民のようなタイムスケジュールが存在しない特別な人たちでした。ちょっと今の時代でありえない事ですね。王族や皇族だって現代社会ではスケジュールがありますから。これはちょっと参考にはなりませんね。

デイト付き腕時計は実用的!

それに対してデイト付腕時計は実用性を追及した腕時計、といえるでしょう。例えば僕が愛用しているTissotも基本全ての時計にデイトが付いています。同じスウォッチグループのLonginesもTissotと同価格帯か少し上の値段設定で、ほぼ全てのモデルにデイト機能が付いています。

かつてスウォッチグループは優れた耐磁性能を持つ「マスタークロノメーター」を開発する際、現場サイドへ磁力遮断のケージ(ムーブメントを覆うケース)を入れないリクエストをオメガ副社長のジャン=クロード・モナションが要請したエピソードがあります。これはケージを入れる事でデイトが見えなくなるからです。リンク記事

それだけこの耐磁機能実用性を求めた機能であり、デイトが見えなくなっては実用性が損なわれ、折角の機能も半減する可能性があります。ここにスウォッチグループの時計哲学垣間見えるストーリーだと僕は感じました。その実用性追及の哲学はグループ内のブランド(ティソやロンジンな)にも共有されています。

ともすると、雲上ブランドでは時計への実用性より、ラグジュアリーさを顧客は求め、デイト付時計は少ないと感じるかも知れません。しかし、パテック・フィリップのノーチラスやオーデマ・ピゲのロイヤルオークはしっかりデイトの小窓が存在します。

https://www.patek.com/ja/コレクション/ノーチラス/5711-1A-010

これらブランドのラグスポモデルにデイト表示があっても、それが時計のデザインを損ねているという意見は、これまで聞いたことがありません。

名門ブランドのデザインチームはデイト小窓だって計算に入れて、巧に時計全体に馴染まさせるはずです。名門ブランドもこうやってデイトを採用する意義はデイトやカレンダー機能は時計にとって決して不要な物では無く、むしろ必要不可欠な機能であることを彼らは示している。そんな気が僕はします。

ライフスタイルや好みが反映される

デイト付が良いか、ノンデイトが良いか、白黒はっきりさせることは本当に難しい議論です。

デイトかノンデイトどちらを選ぶかは個人の嗜好によって選ぶのが正しい選択だと、僕は考えます。

僕がデイト付時計を購入しているのは単純に時計にカレンダーがあった方が便利、と考えているからです。僕のライフスタイルを考える上で日付のチェックはスマホでは無く時計。長い事そんな習慣がついています・。

また、デイトだけでは無くデイ(曜日)表示もある時計があれば嬉しいとも考えていました。そこで、前の記事で紹介した、T-ONEを購入したのです。購入すると、これまでの時計には無い便利さを感じました。

僕の時計哲学、「実生活を考えて時計は買うべき」はこれらの体験からきています。

まとめ

時計のデイト、ノンデイト、結局のところは個々人の嗜好や「フェチ」の世界と言わざるを得ません。あまり難しく考えないで、この時計を買ったら「どんな日常を送れるか?」をイメージしながら買うのが僕は良いと思います。ただどんなに周囲の人が「ノンデイトが良い」と言っても僕は絶対にデイト付時計を買うと思います。理由?「ただ好きだから」、それだけです。

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