腕時計上級者を目指す、ビギナーと中級者のブログ

タグ: ベーシックウォッチ

「ウォッチズ&ワンダーズ」は腕時計ビギナーも必見の3つの理由!

こんにちわGoroです。世界最大の時計見本市「ウォッチズ&ワンダーズ」が2021年4/7から4/13までスイスのジュネーブにてオンラインで開催され、その後4/14から4/18までは上海でも同じくオンラインで開催されます。さて、腕時計ビギナーは見る必要ない?いえいえ、見た方が良いと僕は思います。その理由を詳しく紹介します。

ウォッチズ&ワンダーズの歴史

ウォッチズ&ワンダーズ」(以下W&W)はSIHH(ジュネーヴサロン)と呼ばれた見本市が前身です。このSIHHが2020年、それまで世界最大の時計見本市と言われていた「バーゼルワールド」が事実上廃止となった同年に「W&W」と名称を改称、2021年も引き続き開催しています。

SIHHは1991年から毎年1月に開催されていた関係者招待制で、小規模な見本市でした。それが前述の2019年10月に急遽現在の名称へ変更する発表がなされました。その当時まだ、コロナ禍前、バーゼル中止の決定も報道されていません。これは想像ですが、時計メーカー上層部は事前に「バーゼルワールドは中止になる」と予想していたかも知れません。

いずれにせよバーゼル無き後の2021年4月時点ではこのW&Wが世界最大で、唯一の見本市です。参加ブランドはリシュモングループを中心とした38ブランドで最盛期バーゼルワールドと比較すると規模的にはまだ及びません。

この38ブランドにスウォッチグループや日本のセイコーなどがもし参入すれば、W&Wは文字通り時計の世界国際見本市と呼ぶにふさわしい、評価を今後得ることになるでしょう。

さて専門家(メディア・専門誌)はW&Wの未来をこのどう見ているのでしょう?時計専門誌クロノスジャパンは「懸念はある」と評しています。詳しくはリンク先を参照してください。

2022年以降にこのW&Wがどのような規模とフォーマットで開催されているかが注目です。

W&Wは知らないブランドを知る良い機会

さて、腕時計の新作発表会や見本市は「腕時計上級者だけが見るもの」と思っていませんか?結論から言いますと、腕時計ビギナーも僕は、積極的に見るべきだと思います。僕もその昔「バーゼルワールド」は「お金持ち」や「腕時計上級者」だけのモノと考えていた時期がありました。


ではこの見本市で、いちばん役立つ事はというと、普段日本で、あまり耳にしない小ブランドやそのモデルを見聞き出来る点にあります。例えばこのW&Wでも38ブランド中5ブランドは僕もあまり馴染みの無いブランドです。

どんなにネットが発展した現代社会とはいえ検索上位になるためには、ある程度名の知れたブランドしか、上位ヒットしません。少しでもネットやSEOに詳しい人はご存知でしょうが上位検索されなけば、ブランド名は広まる事なく、埋没します。つまり具体的なブランド名がわからなければ、我々時計好きも「情報を整理抽出」することはできないのです。

時計専門誌やメディア経由で小ブランドを知ることはできます。しかし断片的な情報よりW&Wのように各時計ブランドが一堂に会する中の情報の方が有名ブランドと比較でき、スポットライトを浴びる確率も高くなるのです。

時計界の傾向、流行りがわかる

「腕時計界のトレンドがわかる」この事がW&Wのもうひとつの魅力です。ただトレンドと言っても、わかるのは大まかな流れになります。この大まかな流れから自分の嗜好に合うブランドやモデルが見えてくることもあるでしょう。上のインスタに表記している「NEO-VINTAGE」もひとつのトレンドでしょう。

W&Wで紹介される様々な時計を見ることで、自分の中で新たな嗜好に気付けると思います。未知のブランドの知らないモデルを知り、新たな興味が絶対に湧くはずです。「腕時計界のトレンドがわかる」事は自身の時計の基準(立ち位置)を知ることでもあります。

時計界のトレンドに合わせる必要は全くありませんが、業界スタンダードを知ることは賢く購入するうえで重要な事です。例えば時計では一般的に流行を追う事は販売チャネルがおおくなり手に入れやすい反面、製造に時間が掛かる為、流行を追いすぎると手に入れられないモデルも出てきます。

W&Wを見る事で、時計ファンにとっては重要な「時計のスタンダード」を知ることが重要なのです。

SNSからよりニッチな情報を得られる

このW&Wの開催期間は通常よりSNS上での情報交換や投稿が盛んです。SNS上の投稿は不要な情報もありますが、有益な情報だってたくさんあります。スレッドを見ているだけでも腕時計ビギナーには役立つ情報が溢れかえっています。

情報共有の中に積極的に参加して欲しいですね。できれば外国人の意見も聞いて、世界のトレンドも掴めれば腕時計ライフがもっと充実します。

個人的な意見ですが、もっと日本人は世界の人たちと交流した方が良いと思います。英語がしゃべれなくても、今はGoogle翻訳などのツールが発達しており、以前に比べて外国語なんてすぐ意味を調べることができます。

翻訳ツールで交流していればそのうちに英語力も自然と身につきます。英語を間違ったって良いんです。英語圏の人たちはそんな細かい間違い気にしないで、交流してくれます。

マーライオン

僕が見る限り、現代のアジアの高級時計は中国以外ではシンガポールに集結している気がします。この理由はここを見れば一目瞭然。JETROのデーター。これも2019年のデーターなのでもっと差が開いている気がします。

まとめ

年に一度あるW&Wは有名ブランドの新作発表会、僕はこの煌びやかな雰囲気を味わうだけでも良いと思います。年に一度のお祭りは4/18まであります。もちろん終わった後に見ても面白いですよ。

ベーシック&スポーツ、腕時計2つで全対応できる理由とは?

腕時計ビギナーの皆さんは腕時計をいくつ所有するかで、悩んだことはありませんか?多くの時計を所有する方が良い事だけは理解できるはず。しかし具体的にいくつ所有できれば、あらゆる場面で対応できるか?。これまで300以上の記事をネット上へアップしてきたGoroの経験に基づく「ベストな腕時計の数」を今回特別に紹介します。

ベーシックウォッチとスポーツウォッチ、2つあれば全シーンで対応できる

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/2-2705910/

さて、以前書いた記事では複数必要と曖昧な表現になっていました。実際に腕時計をいきなり5個も6個も購入することは、腕時計ビギナーの皆さん、上級者でも勇気が必要です。そこで、僕は腕時計は最低2つ所有することを皆さんへおすすめします。

しかしただ数(2つ)だけ揃えれば良い訳ではありません。ベーシックウォッチスポーツウォッチの2つを用意することがポイントです。ではなぜ、ベーシックウォッチとスポーツウォッチがあると良いのか?それぞれ説明しましょう。

ベーシックウォッチの強み

写真1:僕の私物Tissot Ballad

ベーシックウォッチは別名シンプルウォッチ、クラシックウォッチとも呼ばれます。ケースの形状はラウンド(円形)、時針、分針、秒針の3つの針から成る時計です。

写真1のアップ写真

このベーシックウォッチの優れている点は飽きの来ないシンプルなデザインと、腕時計本来の良さをミニマルに凝縮していることにあります。いわゆる腕時計の定番です。

時計専門誌クロノスのWEB版では、2020年がベーシックウォッチの当たり年と結論づけています。これは各ブランドの普遍的なデザインが再評価された事と、時計自体の実用性がアップしたことも大きいと僕は感じました。

最新のベーシックウォッチにはロングリザーブと耐磁性能が備えられている

https://www.pexels.com/ja-jp/photo/2092479/

「ベーシック」で伝統的なデザインだけを継承するのでは無く、ディテールをアップグレードする。2020年各社はベーシックウォッチにも一定以上の実用性を備え、成功へと導きました。特に外から見えないムーブメントの部品に最新テクノロジーを注ぎベーシックウォッチの完成度を高めたのです。

例えば機械式時計のパワーリザーブは(駆動時間)60~70時間以上にアップされています。これにより計算上では2日間時計を使わなくても、3日目の朝、時計が止まっていることはありません

さらにパワーリザーブと併せて耐磁機能アップも各ブランドは尽力しました。

PCやスマホを始めとするエレクトロニクス製品が溢れる現代社会では腕時計にも耐磁性能は必須です。スマホに時計を近づけるなというのも無理があります。

耐磁の 種類JIS保証水準          内容
非耐磁 時計1,600A/m1990年までの輸出検査で行われていた基準値。耐磁時計以外でも基本的に満たされるレベル。
第1種 耐磁時計4,800A/m磁気に5㎝まで近づけてもほとんどの場合性能を維持できるレベル。
第2種 耐磁時計16,000A/m磁気に1㎝まで近づけてもほとんどの場合性能を維持できるレベル。
https://www.jcwa.or.jp/time/knowledge/magnetic.html

一般社団法人日本時計協会では腕時計の耐磁性能は「非耐磁時計」、「第1種耐磁時計」「第2種耐磁時計」の3つに分類しています。内容は上の表を参照してください。

この基準はJISにも規定されており、JISはISO(国際標準化機構)とも必ず規格を対応させており、この耐磁機能も第1種、第2種ともに対応させています。ということは、耐磁性能ありとする時計は最低でも上の表の第1種耐磁時計以上の機能が備わっているはずです。

参考:1600A/mはISO規格では20ガウスに相当。(1A/m=0.0125ガウス)第2種耐磁時計で、200ガウス。

最新の機械式腕時計にはシリコン部品を採用しています。これにより耐磁機能の向上ロングパワーリザーブを両立させて、外見は優しく中身はパワフルに腕時計の性能アップをさせています。

写真1のバラードも耐磁機能があってパワーリザーブは80時間あるベーシックウォッチです。(耐磁数値は非公開)

スポーツウォッチの強み

写真2:僕の私物Tissot Seastar-1000 JAPAN LIMITED

次にスポーツウォッチ、これはクロノグラフやダイバーズウォッチが該当します。僕のイチ押しが、ダイバーズウォッチです。理由はまず逆回転防止ベゼル!。

逆回転ベゼルを備える事で、時計にアクセントをもたらしケースも大型となり存在感とファッション性がアップします。僕はこの逆回転防止ベゼルを「簡易ストップウォッチ」として重宝しています。その操作は簡単で、直観的にわかる、使い勝手が良さも特徴です。

ショッピングモールでの無料駐車時間枠の計測、冷蔵庫のフリーザーでビールを急速冷凍する時にベゼルを現在時刻にセットするだけで、計測ができ、日々の生活で役立ちます。

何より高い防水性を誇るダイバーズウォッチは日常生活で水を全く苦にしません。洗い物も時計をつけたまま、水を被っても平気です。

同じスポーツウォッチのクロノグラフはどうしてもプッシュボタン操作があるため防水性の面で心配。また耐久性も部品数が多く、ダイバーズウォッチと比較した場合その差は明らかです。

耐磁機能もダイバーズウォッチはJIS規格(ISOと同じ)で第2種耐磁時計義務付けられているため磁気帯びの心配もほぼ要りません。

ルーティンやターンオーバーで楽しむ

さて僕はベーシックウォッチは出勤用時計として、ダイバーズウォッチは休日に付けることをルーティン化しています。僕はルーティン化によってメリハリをつけ、自分自身のモチベーションアップにつなげています。

これは人により、さまざまでしょう。お決まりじゃつまらないという人はルーティンのターンオーバーもおすすめです。

僕も基本気まぐれな人間です。毎回お決まりでは飽きます。気分や服のコーディネートによってルーティーンを変えてつけていく時計をターンオーバーする時もあります。

特に40代以下の若い人は毎回同じ時計をしていると同僚や部下に気づかれることもあります。腕時計だってファッションアイテムのひとつです。服装同様に日々の腕時計にも配慮しましょう

ベーシックウォッチとスポーツウォッチの2つ持ちをすることで、最強のコーディネートが実現可能です。また2つ時計があれば、ひとつが故障しても慌てる事なく「腕時計ロス」の無い日常を過ごせます。

まとめ

靴にしろ、服にしろどんなに良い物を身に着けても、毎日同じ物を着けていると、痛みも早くなります。身につける物は複数で使い分ける方が長持ちします。これは腕時計も同じです。2つ時計を持てば、日常生活を快適に過ごせます。

ベーシックウォッチスポーツウォッチ2つ持ちで、腕時計ライフを楽しんでください。

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